安天栄老師の講習会を開催したのは、1996年12月9日のことであった。

 以前、中国に行って安老師に指導を受けたという友人から、「拳に厳しく、素晴らしい
功夫の持ち主」といった話を耳にしていた筆者は、一日でも早く、安天栄老師にお会いし
たいと思っていた。また、講習会参加希望者、有志一同に、その旨を伝えた。

 講習会当日、講習会場であった茨城県石岡市真兌道道場に到着すると、そこには、す
でに趙玉祥老師と安天栄老師の姿があった。

 趙玉祥・安天栄両老師は、我々の到着を喜んでくださり、その時、趙玉祥老師から、安
天栄老師を紹介していただいた。

 我々も自己紹介をおこなうにあたって、八極拳を研究している旨を安老師にお伝えす
ると、我々の八極拳が、安天栄老師のものと同門であり、また、安老師が、吉林省武術
隊時代に、筆者の師爺にあたる斉徳昭老師からも指導を受けられたことがあることが分
かった。

 安天栄老師は、このことをも非常に喜んで下さり、講習会では、単に八極拳の動作を
教えられるのではなく、歌訣や理論等の説明を加えていただけることになった。また、こ
の時に安天栄老師から、自著、「霍氏八極拳専編」を、お土産として手渡された。

 そして、ここからこの一書を資料として、多くの質疑応答を含む、極めて内容の濃い講
習会が始まるのであった。




安天栄老師(右)との質疑応答
写真左は筆者。


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